モネ展 連作の情景 大阪(2024)

ずっと楽しみにしていた、モネ展。
私は、大学生の頃にパリのオランジュリー美術館で見た、モネの最後の大連作の睡蓮を見てからモネの作品がお気に入りです。2024年2月10日(土)〜大阪の中之島美術館で開催されるということで、初日に見に行ってきました。

11:30頃に到着しましたが、すでに大盛況で、その時点でグッズ売り場の列が5階から4階に続く階段にズラーっと続いていました。展示会場自体は、作品数が多いためか、そんなに混雑している印象は受けませんでした。特に絵の周りに囲いなども設置されておらず、どの作品もすごく近くで、じっくり見ることができました。

今回の展覧会は100%モネということで、この展覧会に合わせて、世界中の美術館からモネの作品が集められていました。これまで見たことがなかった初期の絵から、他の展示会や美術館で見たことのある作品もあり、『あ、あの時見た作品だ』と昔のことを思い出しながら見れたのも良かったですし、日本各地の様々な美術館にモネの作品が所蔵されていることを知って、次行ってみたい美術館もいくつか見つかりました。

今回驚いたポイントは、モネが86歳ととても長生きだったということです。作品は時代順に展示されていて、初期は人物像を描いていたり、途中ヨーロッパの各地に長期間滞在して、同じ風景を異なる季節や視点で描いていたり、晩年は、睡蓮の絵を描いていたり、、、と生きていた期間が長いからこそ、作品のバラエティーに富んでいることを知りました。また、モネは晩年だんだん目が見えなくなっていたそうで、それもあって、最後の方に書いていた睡蓮の絵は輪郭がぼんやりした絵になっていると説明されていました。途中、モネの家の図と説明があり、敷地がすごく広くて、アトリエが3つほどあり、なんと言っても、庭がとても広かったです。睡蓮や藤の花の作品は、その自宅の庭の描写だったと初めて知りました。生きている間にすでに有名だったこともあって、あんな素敵な豪邸を建てられたのだと思います。モネの家はフランスのノルマンディー地方のジヴェルニーにあり、見学できるそうです。
以下にモネの家のリンクを貼っておきます。
https://fondation-monet.com/en/decouvrir/water-lily-pond/
いつか私も行ってみたいです。

展覧会の終盤に差し掛かると、撮影可能エリアがありました。ウォータールー橋の連作と、睡蓮を中心としたモネの庭にまつわる作品の計10作品ほどが撮影できました。どんな作品を見たか忘れないように記録できるのは、とても嬉しいです。

最後にグッズ売り場について。初日ということもあってか、グッズ売り場に入るのに入場制限がかけられていました。コラボの限定商品や、事前にホームページで見ていた以外にもグッズもたくさんあり、どれにするか長時間吟味しました。選ばれたのは、睡蓮の黒色のトートバッグとロルバーンのノートとスヌーピーコラボのペンです。可愛くて大満足です。

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